咽喉頭部の異常感覚

逆流性食道炎で・・・咳,声のかすれや咽喉頭部の異常感覚も起こり得ます。

これ重要です。

逆流性食道炎には食道の症状だけでなく,のど,すなわち咽喉頭由来の症状の出現に悩まされることがあります。

咽喉頭由来の症状としては声のかすれ,慢性の咳,咽頭痛,咽喉頭異常感覚などがあります。

声のかすれは逆流してきた胃酸により声帯が障害を受けることによって生じると予想します。

慢性的に声がかすれる場合は一律に声の出し過ぎとして決めつけないで,逆流性食道炎も原因のーつとして考慮しなければなりません。

慢性の咳も逆流性食道炎の合併症のーつですが,抗生物質や咳止めなどを用いて呼吸器疾患の治療をしても改善しない場合は,やはり逆流性食道炎の可能性も考え強力な制酸剤などを用いると改善することがあります。

逆流性食道炎による咳は一般的には疫を伴わない乾いた咳が多いものです。

咽喉頭の異常感覚,すなわち,のどがイガイガ,チクチクしたり,つまった感じがとれないとか,あるいはのどに何か張りついているような感じも酸逆流症による場合があります。
これらの症状をもっている人では,通常の検査などで精神的なものと診断されてしまい,精神安定薬を投与されている場合もあります。
これらの症状の原因が逆流性食道炎による可能性も考え,酸分泌抑制薬などを投与すると症状が改善されることがあります。

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